クルマに使われているあらゆる部品は、走行距離や年月の経過にともなって摩耗・劣化します。大切なのは、定期的な点検と正しい整備。運転中のトラブルや万一の事故を防ぐためにも、コンディションをしっかり管理して快適で楽しいクルマ生活を送りましょう。
いつも安全で快適な運転のために、自分でできる点検と注意点をご紹介します。
ヘッドライトやランプ類は、他のクルマや人に意思を伝えるとても大切なパーツです。点灯の有無を確認、レンズの汚れ、損傷などがないかしっかりとチェックしましょう。
パンクを始めとするタイヤのトラブルは、大事故につながる可能性があります。クルマを運転する前に、空気圧や亀裂、損傷の有無、溝の深さなどを、忘れずに確認しましょう。
バッテリの液量が規定の範囲内(UPPERとLOWERの間)にあるかを点検します。バッテリ液は腐食性が強いので、皮膚や衣服、車体などに付着しないよう注意してください。
ディーゼル黒煙の低減や燃費の向上には、エアクリーナーの定期的な点検・清掃・交換が必要です。特にホコリや砂地を走行することの多いクルマは小まめに点検しましょう。
エンジンオイルの量がオイルレベルゲージ(*)の示す範囲(HとLの間)にあるかを点検します。エンジンオイルは、定期的に交換しましょう。
(*)オートマチック・トランスミッションのものと間違えないように注意してください。
安全や環境に悪影響を及ぼす改造を撲滅するために、不正改造を禁止する整備命令制度が強化されました。ドライバーの義務として、不正改造は絶対にやめましょう。
これらの不正改造を行うと、懲役6ヵ月以下または罰金30万円以下の罰則が与えられます。
所有権留保付売買契約車の場合は使用者負担となります。
車検前に廃車となる場合は廃車時にリサイクル料金が必要です。
(*)自動車の解体・破壊処理時にでたゴミ
お問い合わせ 一般社団法人山梨県自動車整備振興会 山梨県自動車整備商工組合 〒406-0034 山梨県笛吹市石和町唐柏790番地 MAIL:yamanashi@ams-net.jp TEL:055-262-4422 FAX:055-263-4420 |