2005年6月
不正改造車排除強化月間
するな。走るな。不正改造。
改造した人も、ユーザーも罰せられます。
1.不正改造の行為そのものを禁止
不正改造をすると、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金。(改造した人・ショップが罰せられます)
2.不正改造車の走行を禁止
不正改造車で走ると、整備命令に従わなければ、車検証・ナンバープレートを没収・使用停止。(クルマの使用者が罰せられます)
灯火類の灯光の色を変更
高速走行する自動車の動きを示す制動灯や方向指示器。決められた灯光の色を替えるということは、誤認を与えとても危険です。
基準
制動灯…赤 |
方向指示器…橙 |
尾灯…赤 |
車幅灯…白・淡黄または橙 |
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後退灯…白 |
後部反射器…赤 |
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注意
クリアレンズを装着する場合には、着色バルブ等を使用して、規定の灯光の色にする必要があります。また、後部反射器も反射光の光が赤色であることが必要です。
運転者席・助手席の
窓ガラスへの着色フィルム貼付け
運転者の視界を妨げる濃い色の着色フィルム。運転席および助手席の窓ガラスに貼ると、状況確認が困難になりとても危険です。
基準
着色フィルムを貼り付けた状態での可視光線透過率70%未満のものは不可。
ディーゼル自動車が排出する黒煙
ディーゼル自動車における燃料噴射ポンプ等の調整が不適切だと、規制値を超える黒煙が排出され、沿道住民の健康や環境に悪影響を及ぼします。
消音器(マフラー)の切断取り外し
マフラーの切断・取り外しは移動する騒音公害、大勢の生活環境を破壊します。
基準
近接排気騒音規制値(最新規制値)
小型二輪自動車・・・・・・・・・94デシベル以下
乗用車(後部エンジン以外)・・・96デシベル以下
タイヤおよびホイールの
車体(フェンダー)外へのはみ出し
高速で回転する突出したタイヤやホイールは、歩行者に危害を及ぼしやすく、車体やブレーキ機構への干渉により事故や故障の原因にもなります。
基準
タイヤなどの回転部分が車体から突出しないこと。
A 荷台さし枠の取り付け
さし枠を取り付けての過積みは、制動停止距離を延ばし、不安定なため大変危険です。
B 突入防止装置の切断・取り外し
突入防止装置(リアバンパー)は、後部から追突する自動車の被害をより軽減できるよう寸法・強度が規定されています。
C 排気管の開口方向違反
横に向けた排気管は、排気ガスが歩行者に直接かかり迷惑です。
前面ガラス等への装飾板の装着
前面ガラスや側面ガラス(運転者席より後方の部分を除く)に装飾板をつけると、運転者の死角が増え、とても危険です。
基準
装飾板を装着した状態での可視光線透過率70%未満のものは不可。
注意
規制の対象となるのは大型車だけではなく、被牽引自動車以外のすべての自動車です。