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■燃費悪化の原因とは?

燃費とは、燃料1リットルあたりの走行距離をあらわします(単位はkm/l)。言うまでもないことですが、クルマを走らせないで燃料だけを消費すれば、燃費は悪化したことになります。つまり必要以上に長いアイドリングを続ければ、その分の燃料消費量は増加します。このように使用条件によっていろいろと変ってくるのが燃費で、たとえ多少悪化してもそれが使用状況によるものか、トラブルによるものか見分けるのがむずかしい場合があります。

【症状1・アクセルをオフした時に"パン"と破裂音がする】

加速していてアクセルを急に離した時や、長くエンジンブレーキをかけた時などに、マフラーから"パン"と破裂音がするなら、未燃焼ガスが発生していると言えます。つまり、減速時、本来はカットされるべき燃料が供給されてしまっているわけで、燃料カットを制御しているセンサーがトラブルを起しています。

【症状2・アクセルオフで走行するとクルマが重い】

アクセルを踏まずに慣性で走る時、とくにエンジンブレーキを効かせてないのにクルマが重い(引きずる)感じがした場合は、駆動系やブレーキ、タイヤにかかわる不具合である可能性があります。

ブレーキでいえば、内部のピストンの固着による“引きずり”、サイドブレーキの戻し忘れや固着などが考えられますし、タイヤも極端に空気圧が減っていると、燃費に悪影響をおよぼすことがあります。

【症状3・ハイオク仕様にレギュラーガソリンを入れた】

本来「ハイオク仕様」とされているクルマにレギュラーガソリンを入れた場合、エンジンパワーだけでなく燃費も悪化する可能性があります。

【症状4・何となくパワーが落ちた気がする】

現在、多くのガソリン乗用車には、電子制御燃料噴射装置が搭載してありますから、燃料の吸い込み過ぎで余計に燃料を消費することは少ないのですが、パワー不足だと、その分アクセルを余分に踏み込むため燃費の悪化を招きます。

例えば、6気筒以上のエンジンでは、プラグ1本爆発していなくともそのまま気付かず、アクセルペダルを踏み込んで走行すると、結果的に燃費の悪化を招いてしまいます。

燃費悪化の要因としては、つぎのようなものが考えられます。

※いずれにしても、極端に燃費が悪化した時は、AMSマークの整備工場に相談してみましょう。

掲載日:2006.5.11


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