構造、装置に設計・製造上の不具合があり、お客様にDMで連絡し、修理入庫をお願いする点は同じですが、違いは下記の点です。
不具合により、事故の発生あるいは保安基準に不適合となる恐れのある場合、国土交通省に届出て回収し、処置をします。
不具合により、商品性を損なう恐れのある場合、メーカーが自主的にお客様に通知をして処置を行なうものです。国土交通省には届出ではなく、報告のみとなります。
リコールは国土交通省がマスコミに発表しますが、サービスキャンペーンはマスコミには連絡しておりません。
【具体的には・・】
リコールは、「最悪、死亡事故につながる」「盗難の原因となる」「火災の原因となる」「排ガス不良等の公害の原因となる」様な場合を指します。
サービスキャンペーンは、例えば「ボディ内部の防錆処理が不適切なため、このまま使用すると、錆汁が流れ出し、衣服を汚す恐れがある」様な場合を指します。
長野日産自動車株式会社様のご協力により掲載しています。
掲載日:2004.12.22