えっ、ランプ点灯?!
異常を知らせる
警告灯
警告灯は、エンジンスイッチをONにすると一斉に点灯し、エンジンが始動したときに消灯すれば正常です。エンジンが始動中なのに警告灯が点灯・点滅した場合は、各装置の異常を知らせています。速やかな処理が必要です。
エンジン始動後、エンジン内部を潤滑しているエンジンオイルの圧力に異常があると点灯します。
エンジン始動後、■パーキングブレーキをかけたままのとき■ブレーキフルードが不足しているとき■ブレーキブースター系統に異常があるとき点灯します。点滅している場合はブレーキパッド・シューの磨耗も考えられます。
エンジン始動後、充電系統に異常があると点灯します。
エンジン始動後、エンジン電子制御システムに異常があると点灯します。
エンジン始動後、触媒装置の温度が異常に高くなると点灯します。
エンジン始動後、SRSエアバックまたはプリテンショナー付きシートベルトに異常があると点灯・点滅します。
エンジン始動後、尾灯、制御灯の電球が切れているときに点灯します。
エンジン始動後、ABSシステムに異常があると点灯します。
いずれかのドアが確実に閉まっていないときに点灯します。
燃料の量が残り少なくなったときに点灯します。(残量約10リットルで点灯します)
運転席シートベルトを着用していないときに点灯します。
※記載の警告灯および処理内容は、代表例です。
※車種により、設定される警告灯の種類や数は異なります。
※ご自分のクルマの警告灯の種類や点灯時の処理については、「取扱書」に詳しく記載されていますので、しっかりと確認してください。
表示灯や警告灯のシンボルマーク(絵文字)は、統一された規格に基づいています。
表示灯、警告灯のランプ類は、点灯・消灯などで各装置の作動状況をドライバーに知らせてくれます。これらのランプ類は、世界的に統一された規格に基づいたシンボルマーク(絵文字)で表示されています。ですから、どのメーカーの車に乗っていてもユーザーはとまどうことがありません。
もちろん色も、国際規格で決められています。
クルマの警告灯にはさまざまな種類があります。もちろん全てを把握することが大切ですが、まずは赤の警告灯が点灯・点滅したら危険なことを覚えておきましょう。走行中に赤の警告灯が点灯・点滅したら、ただちに安全な場所にクルマを止め、取扱書で警告内容を確認してから整備工場・販売店やJAFに連絡し、対処方法を相談してください。
トヨタ自動車株式会社様と大阪トヨタ自動車株式会社様のご協力により掲載しています。
掲載日:2004.12.22
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