Q&A
フロントガラスに貼付されているステッカー知ってますか?
車検の頼み方を教えてください
ユーザー代行車検ってなんですか?
定期点検整備とは何ですか?
定期点検整備では、どういうところを点検・整備するのですか?

 フロントガラスに貼付されているステッカー知ってますか?
前面ガラスに貼付されている四角いステッカーが「検査標章」で、車検の有効期間を示します。 自動車検査証の有効期間(車検期間)がいつまでなのかを示すもので、 一般的に前面ガラスの上方中央部に貼付することになっています。 この検査標章を表示していなければ、クルマを運行することはできません。 また、前面ガラスの助手席側上部に貼付されている丸いステッカーが「点検・整備済みステッカー」です。 定期点検整備を確実に実施した自動車であることを示すために貼付してあるもので、 次回の定期点検整備の実施時期が外から見てもわかるように、 毎年ステッカーの色を変えるとともに、実施年月を表示しています。 定期点検は国の認証を受けた整備工場(AMS)で。
普通車・二輪車
軽自動車
定期点検ステッカー
 車検の頼み方を教えてください
1 車検証と自動車納税証明書を用意しましょう。
2 整備に対する要望を詳しく伝えましょう。 (整備の内容、 特に見てほしいところ、 調子の悪いところ、気になる音がするところ等) 車は口をきくことができません。車の健康状態をドクター(メカニック)に伝えるのは、ドライバーのあなたです。 そのためにも日常、車の健康状態をチェックしておきましょう。
3 必要となる整備内容を説明してもらいましょう。
4 概算見積書を交付してもらい概算の整備金額を教えてもらいましょう。 (点検料、整備技術料、部品油脂代、税金諸費用など具体的な料金を内容別に説明してもらいましょう。)
5 点検の結果、追加整備を行う必要が生じた場合は、 事前に追加整備の必要な理由と費用を連絡してもらいましょう。
6 車検が終了したら、定期点検記録簿に基づく整備内容を説明してもらいましょう。
7 請求書を作成してもらい、整備料金の内訳を項目別に説明してもらいましょう。
8 交換部品を見せてもらい、交換理由を説明してもらいましょう。

以上の事柄に注意して車検をたのみましょう 。きっと満足できることと思います。 また、 メカニックとはいろいろな会話をして理解を深め、お互いの信頼関係を築いておきましょう。   只今ご説明致しました方法は、国の認証を受けた整備工場(AMS)で車検を受ける場合のたのみ方です。
 ユーザー代行車検ってなんですか?
ユーザー代行車検とは、代行業者がユーザーの皆様に代わって国の検査場で車検を受けることをいいます。 代行業者は整備事業者ではありませんので、一般的に車検の際に、 保安基準に適合させる為の検査をすることはあっても、クルマの整備を実施することはありません。 従いまして、料金も下の図のような構成になっております。
5 保安基準検査料(法定定期点検料含まず)
4 車検証の交付手続きの代行
3 税金
2 加入義務付の損害賠償保険
1 継続検査申請手数料
比較してみますと
上記の部分が行われない為格安となっているのです。
ですから、定期的に点検整備をおこなっていないと、車検に合格したといっても、 その直後にトラブルが発生するケースもあります。 ユーザー代行車検合格後に、何らかのトラブルが発生して整備工場に入庫したクルマを調査した結果、 3か月以内に入庫したケースが50%、その半数がブレーキ関係のトラブルとなっており、 中には整備費用を通常の2~3倍支払った事例もあります。 「故障した後での整備」というものが、一概に費用の負担の軽減にはならないということを示しています。 これに対して整備工場は、クルマの状態を点検し、点検の結果、必要となった整備を実施し、 安全面、公害防止面を十分に確認したうえで車検をうけるという違いがあります。
 定期点検整備とは何ですか? 
定期点検整備は、クルマのトラブル防止や性能の維持を図るための予防整備であり、 点検の結果 、不具合箇所を整備します。 その際、部品の磨耗などにより近々不具合になるおそれがある箇所についても、 故障が発生する前に整備をして、一定期間の安全性等を確保するものです 。 実施時期についてはQ1をご覧下さい。
 定期点検整備では、どういうところを点検・整備するのですか?
定期点検整備には1年点検と2年点検があり、故障を未然に防ぐための予防整備、 また、ドライバーの安全維持と公害防止のために行うという、大変重要なものです。 2年点検の代表的な点検項目は次のとおりですが、整備事業場では、 プロとしての知識と技術を生かしてきびしくチェックし、必要に応じて整備を行います。 定期点検については国土交通省のページをご覧下さい。
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